2018年03月06日

「バス便立地」の中に見つけた将来性ある「職住近接エリア」とは?

投資用不動産において、なにはさておき立地は最重要項目のひとつと言って良いでしょう。

駅から徒歩10分以内どころか、なかには徒歩5分以上かかるような物件は考慮すらしないという方もいます。

そのような考え方からすれば、一顧だにされないようなバス便エリアですが、場合によっては意外な穴場エリアとなっていることもあります(ちなみにバス便といっても、広尾や麻布のような超ブランドエリアは、当然ながら穴場とは言えないのでこの場合は除外します)。

バス

そもそも駅近物件のメリットは鉄道、駅前の商業施設利用に便利ということだと思います。近年「職住近接」がエリア選択のキーワードのひとつとなっています。

まず一つは「駅近だけど電車に乗っている時間が長い」より、「バス便だけど都心部までのトータル所要時間は短い」エリアは、もう一つの条件と合えば検討してみる価値は十分にあると言えるでしょう。

もう一つの条件とは何でしょうか?それは、やはり駅から徒歩立地ではないという一般的な弱点が、実はよく見ると「弱点になっていない」という特殊なエリアであるかどうか、だと思います。答えを言ってしまえば、「なーんだ、当り前じゃないか!」と思われるかもしれませんが、具体的に言えば「長期にわたって人口減少の可能性が少なく安定的に賃貸需要が確保できる合理的な理由」があるかどうかです。こういう特殊な条件を満たしたエリアを探すと、都心の駅近物件に比較して、利回りも高く、積算評価も出やすく、そして将来の安定稼働も期待できる(この3つ目の「将来性」が最も重要です)、という意外な掘り出し物件が見つかるかもしれません。

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