セミナーレポート|【管理を学ぶシリーズ】中古ビルの点検ポイントをご紹介!

ビルオーナー様向けに「中古ビルの点検ポイントをご紹介!」というセミナーを開催いたしました。

こちらのウェビナーでは中古ビルの設備点検の時にどういうところを見ているのか注意するポイントを実際の点検現場からご紹介します。

 

目次

 

セミナーで紹介した内容

  • 屋上での様々な点検項目
  • 外壁の点検から分かること
  • 共用部の点検ポイント
  • 給排水設備の点検

点検の前に

まずは点検の前に管理室に入り点検前の準備を行います。
この時に照明タイマーの時刻にズレがないかも見ていきます。
照明タイマーがずれていると夕方の照明時間がずれてしまったりするのできちんと点検をします。

屋上での点検

屋上では「ドレン」「飛散物」「キュービクル」「平場」「高架水槽」などを点検していきます。例えば「ルーフドレン」とは屋上の水抜きのために設置されている装置のことです。ゴミ等が詰まっていると排水不良になり屋上がプール状態になってしまうことも。

また貯水槽の一つである高架水槽も破損や漏水がないかや電極に異常はないか等をチェックしていきます。

外壁の点検

コンクリートのつなぎ目部分はクラックが入りやすい。壁に茶色い水の汚れの跡がある時は損傷部分から錆が含まれた水が漏れている可能性を示しています。こういった点は今後大規模修繕などを行う際の目安の一つになるため報告対象になったりもします。

屋外階段の点検

屋外階段の照明は避難誘導灯の役目も果たしているのでバッテリーの有無などを確認します。また消火活動時に消防隊が使用する設備の一つである連結送水管の点検も欠かせません。いざという時に正常に動作するように日々の点検が欠かせません。

共用部の点検

ビルにより異なりますがこちらのビルは共用部に給湯室や共用のトイレなどがあるので点検をしていきます。
例えば給湯室の配管などからの水漏れのチェック、避難誘導灯や消火器のチェック、電気の配線などが格納されているEPSなどを確認していきます。

給水排水の点検

共用部の給水排水のポンプを制御する盤も点検します。通常は自動で行っているが手動で点検しちゃんとポンプが作動するのか確認を行っていきます。

まとめ

築35年経ったビルで指摘事項もあるビルですが、大規模修繕をはじめ現在改修の計画に沿って改修が進んでいます。築年数は経っていますがまだまだ綺麗につかっていけば資産価値を維持できるビルなので現状維持に貢献するためにも毎月の点検は欠かせません。

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