設計監理業務委託契約は本当に必要?
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「設計監理業務委託契約」とは、建築家に建物造りを頼んだ際に、設計と監理(依頼した通りに作られているか確認、指導などのとりまとめを行うこと)の両方を依頼するために結ぶ契約のことです。
契約締結はなにかと面倒な場合が多いですが、「設計監理業務委託契約」も締結が必要でしょうか?
結論から言いますと、2015年の建築士法改正より、延べ面積が300平方メートルを超える建築物に関しては書面による契約締結が義務化されています。
またトラブル回避のために必ず結んでおいた方がよいと言えるでしょう。
なぜならば、設計がはじまった時点ではまだ何も建っておらず、どういったトラブルが起きるか予測不可能だからです。
「設計監理業務委託契約」を結ぶことで、業務の進め方、報酬の支払いについて、万が一の契約途中での方法、解除の仕方、トラブル発生時の対処方法などが規定されており、トラブル回避につながるのです。
建築する側、依頼する側、お互いよい建物を作りたいという気持ちは同じです。
きちんと契約も行い、最後までいい関係で建物の完成を迎えたいですね。
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