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中古ビルをお持ちのオーナー様にとってビルのイメージアップは関心事の一つかと思います。
「築年数が経過するにつれ空室が増えてきた」等、お悩みのオーナー様にとってはイメージアップをすることによりお持ちの収益不動産の空室解消や賃料アップにつながる可能性があるからです。
ビルのイメージアップを図るために具体的に何をしたらよいかご紹介してまいります。
調査
まず大切なのは現状の課題点、何が問題になっているかを知ることです。
そのために下記2点の方法で調査を行います。
借主へのアンケート
一つ目がテナント、入居者様へのアンケートの実施です。
普段からビルを利用している人たちから生の声を聞き、どういう点を改善してほしいのか、何に不満を感じているのか調査します。
思わぬ点に気づかされることもあるのでとても有効な方法です。
プロの目による調査
二つ目が専門業者による建物診断です。
目視や検査用の機器により建物全体の劣化具合や、外壁等の建物状況を調査します。調査後は建物調査報告書などを作成してもらうのが一般的です。
以上による調査結果を踏まえて改修計画を立案していきます。
どういう点に気を付けてイメージアップを検討したらよいでしょうか?
イメージアップ 3つのポイント
(1)安全性
なによりも一番大切なのはビルの入居者、利用者の安全です。
何もせず放置することで事故や災害などにつながることがないよう、老朽化した外壁、屋上、天井、扉といった構造体から電気、空調、給排水、防災といった設備類を見直します。
またエントランス等の共用部やエレベーター内へ防犯カメラなどを設置するといったセキュリティ面の向上も重要視されています。
(2)デザイン、機能性
エントランスをより洗練された雰囲気にしたり、オフィスの壁や床の色を明るくしたり、トイレを最新式に更新したりと、毎日利用する場所をきれいにしたり設備の性能を高めることはイメージアップの実現にとても効果的です。
また最近はエコや環境への配慮から省エネ型設備への関心も高まっています。電気代が値上がりしているため省エネ設備は結果として費用を抑えられるといったメリットもあります。
(3)外観
外観というのは外壁であったり、ビルの正面(ファサード)であったり、看板(サイン)などになります。
店舗ビルの場合はもちろん、オフィスビルの場合も来客や優秀な人材確保のためにも外観はとても重要になってきます。
まとめ
外観、内装、設備等ビルのリニューアルを実施することによりビルのバリューアップ・価値向上につながります。
しかしながら全てを実施するのは費用が多くかかります。
そのため優先順位をつけて計画的に工事を実施していくことが必要です。
一級建築士事務所からスタートした株式会社アドバンス・シティ・プランニングでは
設計からビル管理、大規模修繕まで一貫したマネジメントで実施することができるのが特徴です。建物診断の結果よりお持ちのビルのイメージアップに関して最適な修繕提案を作成してまいります。ぜひお気軽にお問い合わせください。